井手の葬儀のあいさつ基礎知識★★

2017年05月22日

突然の訃報を受けて、葬儀に間に合わないとき

突然、知り合いの訃報を受けて「葬儀に行きたいけれど、どうしても都合がつかない」という場面に出くわすことも多々あると思います。そのような時は代理人にお願いしたり、葬儀会場に電報や花(供花)を贈るなどの方法もありますが、最近ではメールでお悔みの挨拶をするケースもみられるようです。

本来ならば、メールは略式の方法であるため、冠婚葬祭の場面にはふさわしくないところですが、どうしても間に合わないというときには、略式の方法でお悔みを伝えることも仕方なくあると思います。そのような場合は、「大変失礼なのは、重々承知しておりますが」や「取り急ぎ、メールでの挨拶になったことをお許しください」など、必ず断りや謝罪の文面を入れることを忘れてはいけません。

遺族と親しい間柄であっても、そのような気持ちを伝える文面を入れることが大切です。そして、後日、改めて故人の家へ挨拶に行ったり、手書きの手紙を出すことが重要です。葬儀後、遺族は心身共に疲れていることが多いですから、自宅へ訪れる際は必ず事前に連絡をし、なるべく長居をしないように気遣うことも必要と言えます。

そして、後日の訪問や手紙でのお悔みは、なるべく四十九日までに済ませることも重要です。